リンパドレナージュの雑学についてご紹介いたします。
現在では身体機能や美容効果を高めるために、多くで採り入れられているリンパドレナージュですが、最初にこの方法を開発したのはエミール・ヴォッダー博士という人物です。正式名は、「DR.VODDER MANUELLE LYMPHDRAINAGE」といって訳すと「ヴォッダー式リンパ排出法マニュアル」となります。現在では、数種類のリンパドレナージュの手法が存在していますが、この「ヴォッダー式マニュアル・リンパ・ドレナージュ」がリンパドレナージュの元祖というわけです。そのきっかけは、南フランスで開業していた博士の診療所に、鬱血と鼻炎に悩む患者が訪れた時でした。この患者の触診で首や喉のリンパ節の腫れを見つけ、その時にリンパ液の流れの停滞が原因だと直感的に理解したそうです。そして、リンパ液の流れをスムーズにしようとマッサージを施したところ、患者の症状が回復していったのです。これがリンパドレナージュの基礎として手法が誕生した時です。その後に、パリに戻った博士が、臨床試験を重ねて理論を構築し、1936年、リンパ管で停滞している部分のリンパ液を排出する意味から、「リンパドレナージュ」と命名して発表したのです。当時、身体の循環を活性化させるリンパドレナージュは、「細胞の生命力の回復」、「肌本来の美しさの復活」で、評判になりました。学術的にも、リンパ浮腫治療や免疫系の賦活効果を研究するため、1967年にMLDソサエティーを設立し、更に1972年オーストリアで学校も設立され、技術の継承が続いているのです。